2014年 新年のご挨拶

　新年明けましておめでとうございます。

本年は創業から20年目を迎えます。創業当時はどんなに臨床データがあっても健康食品の域を超えられない状況がありましたが、平成10年クリエイト設立を期に｢機能性食品｣と位置づけ健康食品との｢差別化・解りやすさ｣から、多くの会員さまに支持を得られてきました。今では｢機能性食品｣という言葉が認知され、多くの会社でも一般的に使われるようになってきました。その半面、中には｢まがいもの｣まで出てきている現状にもなっています。

昨年、北海道では「北海道食品機能性表示制度」をスタートさせました。 この制度は、商品（加工食品）に含まれる成分・素材に関する研究論文等について、道が委員会を設置し学識経験者の意見を聞いて審査する。そして商品のパッケージに認定内容を表示する。この表示により、消費者の高まる健康ニーズに対して適格な情報を提供し、安心して商品を選んでもらう取組みを始めました。このように、機能性食品も臨床データの信頼性のある本物が選ばれる時代へ入ってきました。同時に医療においても薬剤の補助として機能性食品の必要性が急速に高まってきました。

　また高齢化社会において平均寿命は延びてはいますが｢健康寿命｣はというと、女性73.62歳、男性70.42歳と平均寿命を大きく下回っているのが現状です。この「健康寿命」とは、日常的に介護を必要としない自立した生活ができる生存期間を指し、寝たきりになったり、介護を必要とする状態、医療では QOL が低下すると言われてます。

　加齢に伴う身体機能の低下による生活習慣病はありますが、日常生活に支障がなく、介護の必要のない生活の質（QOL）の向上から、豊かな人生を送ることのできる本物の機能性食品の必要性も求められてきています。本年は、この社会的役割を強く受け止め、果たすため気を引き締め商品普及へより精進してまいります。会員の皆様のご支援、ご協力を宜しくお願い申し上げます。