2015年 新年のご挨拶

新春のお喜びを申し上げます

昨年発表された日本人の平均寿命は、男性が80.21歳、女性が86.61歳で、一昨年と比べると男性は0.27歳、女性は0.20歳上回り、いずれも過去最高を更新しました。
しかし平均寿命に比べ「健康寿命」は、男性9.2年、女性12.7年短くなっています。これは支援、介護の必要な ”不健康な期間“で、他国の平均7年程度と比べても長く、ワースト1位となっています。意識のない人を機械の力でただ生かしている現状があるのでは、との指摘もあり、現代医療の問題でもあります。
そこで厚生労働省は昨年から「健康長寿社会の実現に向けて～健康・予防元年～」と謳って、単に長寿であるだけでなく、いかに健康で過ごすことのできる期間、介護を必要とせず、病気で寝たきりにならず、自立した生活を送る生存期間である「健康寿命」をいかに延ばすかということにシフトする動きになってきました。その延長で、西洋医学に補完代替医療をプラスした「統合医療」の必要性が唱えられるようになり、具体的には本年より明確なエビデンス（臨床データ）のある素材・食品には、効能効果の表記を認める動きが始まります。これまでの薬事法の壁を乗り越えた画期的なことです。
弊社では、以前よりいち早く現代医学の問題点、薬剤の副作用などの問題点に着目し、臨床データ・エビデンスのある機能性素材をNPO法人機能性素材研究会の先生方にもご協力を頂き情報提供し、補完代替医療として健康寿命を延ばすクリエイト機能性食品の普及活動をしてまいりました。
本年は厚労省の動きを踏まえ「健康寿命を延ばす機能性素材の役割」をより多くの人に認知して頂き、普及からより一層、社会貢献を行い「薬剤の補助食品」としての地位の確立を目指します。薬は少なめが健康の秘訣、「ＰＰＫ（ピンピンコロリ）」を掲げた活動をして行きますので、今後とも会員の皆様のご支援、ご協力を宜しくお願い申し上げます。
皆様のご健康とご多幸を祈願し、年頭の挨拶とさせていただきます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。