去る11月1日(金)、群馬県高崎市のニューサンピア「赤城の間」にて、新商品「リフレプラス」の配合成分イソサミジンの素材原料メーカーのタカラバイオ株式会社から齋藤志穂先生とイタリア・インデナ社のノコギリヤシ・ペポカボチャエキス素材原料の日本代理店ユニキス株式会社から佐藤史先生をそれぞれお招きして、新商品「リフレプラス」発売記念の特別講演会が行われました。
今回はその内容を報告させていただきます。
┃タカラバイオ株式会社 齋藤志穂先生
京都弁しか話せません!
京都市にあるタカラバイオ株式会社、斎藤志穂先生の第一声です。やはり関東人とは少し異なる話し方とイントネーションで講演が始まりました。会社説明で は、平成23年 3月よりIPS細胞の研究でノーベル賞を受賞した山中伸弥教授在籍の、京都大学IPS細胞研究所との共同研究を開始されたとのことです。
排尿障害の主な原因と症状とは
原因は加齢に伴う膀胱の排尿筋(膀胱平滑筋)の機能低下で、過活動膀胱と言われ、有病率は40歳以上の8人に1人の割合で、その数は約800万人で“21世紀の国民病”と言われています。生命に関わる病気ではないものの生活の質(QOL)を著しく低下させる原因となっています。
特に昼間8回以上(2時間もたない)夜間1回以上トイレに行く場合を頻尿と呼ばれています。
過活動膀胱では、おしっこを溜めている時に膀胱の排尿筋が過剰に収縮して、急な強い尿意を感じたり、膀胱に尿が少ししか溜まっていなくとも尿意が起こりトイレの回数が増える、といった排泄トラブルが起こります。そこで過活動膀胱には、排尿筋の過剰収縮を抑えることが重要になっています。
また男性特有の原因は前立腺肥大であり、女性の腹圧性失禁も多いとのことです。
イソサミジンとは
イソサミジンとはボタンボウフウ抽出物のことです。ボタンボウフウは九州南部から沖縄の海岸沿いに自生するセリ科の多年草で、健康野菜として食されています。
イソサミジンは屋久島原産のボタンボウフウのみに含まれる成分で、タカラバイオではこの屋久島産のみを原料として機能性の研究を重ねてきました。
8割が改善!!-ヒト試験結果
イソサミジンには、過剰に収縮した膀胱や前立腺の平滑筋を弛緩させる作用があるということが、動物組織を用いた研究で明らかになりました。また排尿回数の増加を抑制し、1回当たりの排尿量が増加することもわかりました。
一 方、静岡県立大学薬学部山田教授との共同研究では45歳から83歳までの女性10名に、イソサミジンエキスを1日35mg、4週間の投与を行ったところ、 8名の過活動膀胱スコアが改善しました。と同時に、「楽になった」と効果を実感し、排尿筋や前立腺の筋肉の過剰収縮を抑制し、リラックスさせることがはっ きりしました。
イソサミジンとノコギリヤシやペポカボチャエキスの組合わせは相乗効果が大きい
男性の排尿機能改善のために広く利用されている「ノコギリヤシ果実エキス」とボタンボウフウエキスとの併用時の効果について、同じモデルを用いて評価が行われました。その結果、排尿回数の減少作用と1回当たりの排尿量の増加作用が見られました。
この結果とこれまでの研究結果から、ボタンボウフウエキスは膀胱の過剰な収縮を緩和することにより、単独やノコギリヤシ果実エキスとの併用時において排尿機能を改善できることが示されました。(男性ホルモンのテストステロンは、65歳以上の女性でも男性の1⁄3程度は分泌されているので、女性が飲んでも悪い物でないと証明されています)
また、ペポカボチャ種子エキスは女性に多い腹圧性尿失禁に効果があると分かっていましたが、こちらもイソサミジンとの併用試験でも相乗効果をもたらしました。(因みに試験に使われたノコギリヤシとペポカボチャ種子エキスはインデナ社のものです)
最後に、筋肉は歳と共に衰えてきますので、イソサミジン等を摂りながら筋肉を鍛えることもお勧めでした。
┃ユニキス株式会社 佐藤史先生
インデナ社の本社はイタリアです
2人目の講師はインデナジャパン代理店ユニキス株式会社の佐藤史先生です。
インデナ社はイタリアのミラノに拠点を置く、1921年創業の医薬品や健康食品、化粧品に用いられる植物由来の有効成分の開発・製造を専門とする世界的な企業です。
独自の品質基準“インデナ30”
「インデナ30」と名づけられた独自の厳しい品質基準のもと、起源原料の栽培地域の選択や収穫方法、農薬検査などの品質管理を「GAP」(適正農業規範)に従って実施しています。
ノコギリヤシとは
アメリカの伝統医学では、果実を乾燥させて膀胱障害、尿道障害および前立腺障害の治療に用いられてきました。インデナ社では、超臨界CO2抽出法が、有効成分抽出に一番効率が良く、ヨーロッパ薬局法に記載されて、前立腺肥大などの治療に使用されています。
ヒト繊維芽細胞におけるノコギリヤシ果実エキスに前立腺5α還元酵素阻害の実験で、前立腺肥大の原因となるジヒドロテストステロン(活性型男性ホルモン)を90%減少させるとのデータが出ています。
カボチャ種子エキスとは
ペポカボチャはウリ科に属する雌雄同体の一年生植物です。ヨーロッパでハーブとして利用され、女性ホルモンのバランスを整える働きがあり、頻尿や残尿感の軽減に役立つとされ、ヨーロッパでは昔から、尿の出をよくしたり、尿漏れや尿失禁、残尿感や頻尿・前立腺肥大に伴う症状などを治療したりするために、ペポカボチャの種が用いられてきました。薬用ハーブ先進国ドイツでは、1978年にそれらに有効な治療薬として、ペポカボチャの種がドイツ保健省から認可されました。抽出方法はノコギリヤシと同じ方法を用いています。ノコギリヤシエキスとカボチャ種子エキスの併用で、頻尿や排尿困難の方の多くが改善したとのデータがあります。
お二人の先生の講演を伺って、「イソサミジン」「ノコギリヤシエキス」「ペポカボチャ種子エキス」配合の新商品「リフレプラス」への信頼と期待が大きく膨らみました。
なかなか口にし難い悩みを、スッキリ解決してくれる商品です。
(文:滝川彰)
◆関連リンク◆
コメントをお書きください
pure2 (木曜日, 14 11月 2013 10:02)
先日、新発売の講演会に参加させていただきました。
とても勉強になりました。すごくいい商品だと思いました。
ありがとうございました。
crtf (木曜日, 14 11月 2013 15:26)
pure2 さん
コメントありがとうございます。また講演会へのご参加、ありがとうございました。
「リフレプラス」は他にはない当社オリジナルの商品で、自信を持っておすすめできます。
今後ともよろしくお願いいたします。