「特別講演会 in 佐野」が開催されました

 桜の花も、未だ少しの名残を留めている4月13日(日)、栃木県佐野市のホテル マリアージュ仙水にて、京都のタカラバイオ株式会社より高橋 渡先生を講師にお迎えして、「アンチエイジングへの排尿機能障害の改善について」と題して、講演会が開催されました。

日頃の生活の中で、感じていても口には出しにくい問題を、丁寧に分かり易く説明して頂きました。

東の横綱にランクされました

 

 ある新聞の記事を示されて、バイオ食品の分野において、グループとしての独自性等が評価されて、東の横綱にランクされたことが示されました。

特に、国の研究所や大学の研究施設に試薬等を納入しているとの説明がなされて、タカラバイオ社の具体的な事業内容も教えて頂きました。

排尿障害市場は右肩上がり

 

 少子化が進み、超高齢化社会への推移として、子供用のオムツで名高いユニチャームでも、この10年で大人用のオムツが子供用を上回る売り上げとなりました。この傾向からも排尿障害市場は益々進むと思われます。

イソサミジンは貴重な素材

貴重なイソサミジンエキスを拝見しました
貴重なイソサミジンエキスを拝見しました

 タカラバイオのオリジナル素材、イソサミジンエキスは屋久島原産のボタンボウフウから作り出される貴重な抽出物です。イソサミジンは平滑筋をリラックスさせる働きがあり、膀胱平滑筋への効果が期待されます。

そして、イソサミジン抽出の製造工程は、横綱にランクされるタカラバイオの技術力を以ってしても、1ヶ月くらいかかる、貴重な素材であるとの説明がありました。

「過活動膀胱」を覚えて下さい!

 時折オンエアされている、野際陽子さん出演のアステラス製薬のテレビCMは、薬局では買えないものです。では何故CMを流しているのでしょうか?

その答えは、「過活動膀胱」の言葉を、世間に浸透させ、病院へ通院してお薬を使ってもらうために行っているようです。

今後、頻繁に聞くようになる言葉ですので、覚えておいて下さい。

「過活動膀胱」対策はイソサミジンで!

 

 イソサミジンの過活動膀胱改善作用に対するヒト試験は、静岡県立大学薬学部とタカラバイオの共同研究により、数多くのデータが出ています。

この素晴らしい素材に、以前より排尿障害改善に使われてきたノコギリヤシとカボチャ種子エキスを組み合わせた「リフレプラス」が最高の組み合わせであると説明されました。

以上のように今後の参考となる、貴重なお話を分かり易く聞かせて頂きました。

 

(文:滝川 彰)

宝ヘルスケアの高橋先生
宝ヘルスケアの高橋先生
先生のお話に熱心に耳を傾ける来場者
先生のお話に熱心に耳を傾ける来場者

◆関連リンク◆

※「過活動膀胱」とは

 過活動膀胱(かかつどうぼうこう、overactive bladder、OAB)は泌尿器科の疾患であり、膀胱の不随意の収縮による尿意切迫感を伴う排尿障害である。病因に基づき、神経因性OABと非神経因性OABに大別される。

 尿意切迫感を主症状とし、頻尿、夜間頻尿や、切迫性尿失禁を伴うこともあり、この症状の組み合わせで定義される。この定義は国際禁制学会(International Continence Society ; ICS)に基づく。 この用語の使用に関しては、間質性膀胱炎のような他の膀胱疾患でも似た症状が認められるので、依然として論議がある。当初のOABの定義は、一義的に、尿失禁を含むものであった。しかし、頻尿/尿意切迫感がありながら失禁を呈さないも場合でも、これらの症状が間質性膀胱炎の存在を示唆する場合には、OAB患者と呼ぶべきであると提唱されるようになった。実際、多くの泌尿器科医はOABを軽症の間質性膀胱炎と考えている。2006年の後半になって、ESSIC(間質性膀胱炎と膀胱痛症候群の研究に関する欧州学会)が提唱した間質性膀胱炎から膀胱痛症候群への名称変更によって、OABの命名に関する論争はさらに混沌となった。

OABの病因は未解明だが、排尿筋(膀胱平滑筋)の機能異常を含む。 OABは腹圧性尿失禁を含まない。

初期の報告はアメリカ合衆国あるいは欧州における成人人口の約1/6がOABであると見積もっていた。 先進国では平均年齢が高齢化しているため、加齢に伴い罹患率が増加するOABは将来さらに一般的な疾患になるであろうと予想されている。しかし、最近のフィンランドの集団に基づく調査は年齢層の分布に関する方法論的な欠陥および(初期の調査への)参加者の少なさによって、その罹患率がかなり過大評価されている事を示した。OABは初期に言われていた人口の半分を侵している。

(ウィキペディア より引用)