朝の冷え込みが厳しく秋の深まりを感じる11月2日(水)に、埼玉県のホテル ラフレさいたまにおいて、『免疫と健康~機能性素材で健康寿命を延ばそう~』と題して、日油株式会社 山田龍太郎先生・野田食菌工業(株)研究部 立野良治先生をお招きして、特別講演が開催されました。
後半は、「炎症とMAK」についてと題して、野田食菌工業(株)研究部 立野良治先生の講演でした。
炎症とは
生体が何らかの有害な刺激を受けた時に起こる防御反応の事です。炎症の原因には、細菌、ウィルスなどの微生物による・アレルギー反応・物理的因子(外傷、火傷、凍傷、放射能、紫外線など)・化学的因子(強酸、強アルカリ、その他の有害物質など)があります。
炎症を解決する様々な方法には、細菌を殺すためには抗生物質、肝炎を退治するためにはインターフェロン注射・花粉症予防にはマスク、自己免疫(関節リウマチなど)を治めるには、免疫抑制剤を使用します。
免疫抑制剤、ステロイド剤とMAKやLEMを併用する事で使用製剤の副作用軽減が出来ます。また、原因となる自己抗体も軽減できます。
慢性炎症とは
心血管代謝疾患、神経変性疾患、がん、などの基盤病態です。糖尿病なども慢性炎症で、しらずしらず進行していき合併症が怖い病気です。その他、喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患、関節リウマチなどの自己免疫性疾患などがあり、時間がたつと、患部組織の障害や構造変化(変形)を伴い、しばしば患部組織が有する本来の機能に障害をきたすことが問題となる病気です。
生活習慣病や老化にも慢性炎症が関係する
最近の研究により、これまで慢性炎症との関連についてはほとんど顧みられなかった病気でも、実は慢性炎症が関わっている事がわかってきました。加齢と共に増加するがん、動脈硬化、肥満、アルツハイマー病などの種々の疾患、さらには老化そのものも、慢性的な炎症性の変化によって症状が進行するのではないかと考えられる証拠が見つかっています。
100歳以上の長寿のお年寄りは炎症反応(CRP)が少ないそうです。それはストレスが少なく、食べ物由来、生きがい(人のために働くなど)を持って生きてきたか!などが関連し、その結果脳が活性するようです。
長寿の秘訣は人のために働くことで、遺伝は関係なくその人の「生き方」が大事になります。
MAKの一過性脳細胞保護作用に関して
介護が必要になった原因疾患の中で割合の高いのが脳血管障害で、昭和30年頃は塩分摂取が多く、脳出血が多かったが、最近は糖尿病からの脳梗塞の発症が多くなっています。
脳梗塞は「時間との戦い」で、発症後4,5時間が勝負になります。また、脳梗塞は遺伝病でもあり、家族に脳梗塞の人がいると発症する確率が高くなります。MAK・LEMは抗炎症作用に対して、類のない作用のあるもので、後遺症の軽減をします。
発症していない時からMAK・LEMを摂取し、体の中の炎症反応を取り去っていくことで予防・保護されます。
まとめ
炎症は、引き金となる原因が残っている限り続き、原因が去っても、慢性的な炎症を繰り返す場合もあることから、炎症の原因を探り、取り除くことが必要です。MAK・LEMを摂取することで、炎症を軽減でき、炎症のない時からの摂取で予防が可能です。
元気で長寿を目指すために、MAK・LEMの摂取と人のために働くことの大切さを実感し、クリエイト商品の普及活動に励みたいと思いました。
(文: 芳賀 陽子)
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